3D-LST(三次元ライトフォーススライディングテクニック)は、従来の矯正治療の常識を変える特許技術です。
歯への負担を最小限に抑えながら、効率的に歯を動かすことで、痛みが少なく、健康的に歯並びを整えることが可能になりました。
従来の矯正は、「歯を傾けながら移動させる(傾斜移動)」方法が主流でした。
この方法では、歯の根(歯根)に負担がかかりやすく、痛みや歯根吸収(歯根が短くなる)といったリスクが高まる問題があります。
3D-LSTは、歯を傾けずに「平行に移動」させる技術。
これにより、痛みが少なく、歯や骨への負担を大幅に軽減しながら、理想の歯並びを実現できます。

3D-LSTの特徴
痛みの軽減

従来の矯正治療では、歯に強い力がかかりすぎることで、治療中の痛みが大きな負担になることがありました。
特に、ワイヤー調整後は強い締め付けを感じたり、歯が圧迫されることで数日間痛みが続くことも珍しくありません。
3D-LSTは、歯に無理な力をかけずに効率的に動かすことができるため、矯正中の痛みを大幅に軽減できます。
この技術では、ワイヤーを細かく調整し、歯に適切な力がかかるようにコントロールすることで、痛みが発生しにくい設計になっています。
また、従来の矯正では歯を傾けながら動かすため、歯根や歯茎に不均等な圧力がかかり、痛みを伴うことがありましたが、3D-LSTでは歯を平行に移動させるため、余計な負担がかからず、快適な矯正治療が可能になります。
歯根吸収のリスク低減

従来の矯正では、歯を傾けながら移動させる(傾斜移動)方法が主流でした。
この方法では、歯の根(歯根)に過剰な負担がかかり、歯根が短くなる「歯根吸収」や神経ダメージを引き起こすリスクがありました。
3D-LSTは、歯を「平行に移動」させるため、歯根に余計な負担をかけません。
その結果、歯根吸収や神経ダメージのリスクを最小限に抑え、安全に矯正治療を進めることができます。
治療期間の短縮

一般的な矯正治療では、歯を移動させる際に、意図しない方向に動いてしまうことがあり、計画通りに進まず治療期間が長引くことがあります。
また、ワイヤーの調整や力のかけ方が不均等だと、歯が効率的に動かず、思ったように治療が進まないこともあります。
3D-LSTでは、歯を精密にコントロールしながら移動させるため、余計な動きが発生せず、計画通りの治療が可能になります。
さらに、ワイヤーの特性を活かして、より少ない調整回数で歯を動かすことができるため、患者様の負担も軽減されます。
そのため、治療期間を短くしながら、歯に優しい矯正治療が実現できます。

既存の矯正治療と
特許取得の3D-LSTの違い
3D-LST(歯体移動) | 従来の矯正治療(傾斜移動) | |
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歯の移動 | 歯根全体が平行に動くため、正確な歯並びを実現 | 歯冠を傾かせながら動かすため、歯根の動きにばらつきが生じる |
痛み | 弱い力で歯を動かし、歯根吸収を抑えるため痛みが少ない | 傾斜移動による力の偏りで痛みが出やすい |
歯根吸収リスク | 歯全体を均等に動かし、リスクの原因から予防している | 不均一な力で歯根が吸収される可能性がある |
治療精度 | 科学的エビデンスに基づいた技術証明による、安定した治療 | 力のコントロールが難しく、結果にばらつきが出やすい |
